前住職が亡くなりました

第15代前住職 徳心院釋誠慧が 平成28年11月23日 行年88歳をもって往生の素懐を遂げました。

平成28年11月30日〜12月1日 お通夜並びにお葬式を行いましたので、その式の様子を、紹介いたします。

(平成29年1月4日更新)

 

平成28年11月30日(水)、林徳寺 第15代前住職 徳心院釋誠慧のお通夜を、林徳寺本堂にて執り行ないました。
 JA新潟市葬祭センター「虹のホールにいがた」さんにご協力いただき、境内入り口に看板を設置していただきました。
 照明をたくさん用いるため、御門徒さんから発電機をお借りして、安心して境内を明るく照らし出すことができました。
 規程の電力で実験したところ、ブレーカーが作動してしまい、危ないところでした。
 御門徒の皆様のご協力がなければ、このような行事はとても成り立ちません。
 仏壇・墓石の「トーア株式会社」さんのご協力により、受付のテントを設置しました。
 25人の護持会役員の皆様が、駐車場・受付・場内整理などの役割を分担してくださり、事前に何度も会合を重ねて準備を整えてくださいました。
 受付の形も、何度も試行錯誤を重ねて工夫をしていただいたことによって、スムーズに進んだようです。
 寒い中、長時間にわたってご尽力いただき、本当にありがたいことです。
 事前に、会奉行(えぶぎょう:法要執行の責任者)の丸山師から、参拝者に全体の説明をしていただきました。
 回し焼香をお願いしましたが、参拝者が多数のため手順良く進めようと考えてくださったのですが、説明後にもさらに多くの方がおいでになり、どうなることかと心配しました。
 おかげさまで役員の皆様の素早い対応と、御参拝の皆様のご協力で、時間内に納まってほっとしました。
 

 残念ながら本堂内に入ることのできなかった参拝者も多くおられたようです。本堂の外に焼香台を設けておいて良かったと、つくづく感じました。
 それにしても、寒い中外で立ったまま参拝してくださった皆様、誠に申し訳ありませんでした。そして、本当に有り難うございました。
 住職にとってこのお通夜は、このように多くの皆様に慕われていた前住職の功績を、しっかりと受け継いでいかなければならないと、覚悟を新たにさせていただく場となりました。 
 御親類や同宗派の御寺院は元より、他宗・他派の御寺院も多くおいでくださり、ありがたいことでした。
 総勢で27名のご出勤でした。
 住職の記憶にある限りでは、林徳寺の行事では最大の出勤僧侶数です。
 もっとも、林徳寺の住職経験者の葬式としては、約60年ぶりの出来事ですから、前回のことを記憶している方は殆どおられません。住職が2歳だった頃のことですから。
 前住職の幼なじみで、長年様々な分野でともに活動してきてくださった伊藤氏から、弔辞をいただきました。
 前住職の遺言で、「自分のお通夜にはこの方に依頼するように」と言われておりましたので、無理にお願いしたのですが、心にしみる弔辞で感動いたしました。また家族も知らないエピソードをご披露いただき、前住職の新たな側面を知らせていただくこともできました。
 続いて、長年 法中寺院としてのおつきあいをいただいた、真称寺様のご住職から、追弔法話をいただきました。
 過分な前住職に対するお褒めの言葉とともに、お念仏の教えを改めてお示しいただき、尊くありがたい御法話でした。
 最後に御文章を拝読していただきましたが、何度もこれまで拝読してきた御文章が、初めて聞くかのように味わえたことでした。
  弔辞・追弔法話をいただいた後に、住職の挨拶でした。
 感動的なお話をお聞きして、それでなくとも涙を抑えかねていた状態でしたので、何をお話ししたのか全く記憶にありません。
 そもそも話をしていたのかどうか…
 家族や御門徒の皆様に慰めていただいて、なんとかお聞きくださった方々にとって、理解できる日本語にはなっていたようだと、ほっとしております。
  このお通夜、そして翌日のお葬式に当たっては、住職の親しい僧侶の皆様方から、多大なご協力をいただきました。
 早めに集まってくださった後、会場や庫裏の様子を確認してくださって、綿密な打ち合わせの上で動いていただきました。
 そのおかげで、驚くほど順調にすべてが進み、住職が「アワワ、オヨヨ…」と言っているうちに行事が進み終わっていったのは、夢のようでした。
 

平成28年12月1日(木)
、林徳寺 第15代前住職 徳心院釋誠慧のお葬式を、林徳寺本堂にて執り行ないました。
 お葬式には、新潟教区教務所長の藤田信証師がおいでくださり、達書伝達をしていただきました。
 開式前に住職が受け取らせていただきましたが、わざわざ教務所長においでいただけることは大変な名誉ですので、前住職の生前の努力の結果といえます。
 3期にわたって組長を勤め、教区会議員もさせていただきましたから、その功績を認めていただいたと言うことで、ありがたいことでした。
 お通夜よりは少し、出勤くださった僧侶の人数は減りましたが、衣が色衣になったためより華やかになって、前住職を送るにふさわしい葬式の読経となりました。
 参拝くださった方々も、お通夜よりは少なくなりましたが、お斎の人数約110名よりは、かなり多くの方においでいただいたようでした。
 大変にありがたいことでした。
 改めて感謝申し上げます。

 読経終了後、門徒総代の岡田氏より弔辞をいただきました。
 住職より年齢は若いのですが、古くから林徳寺を支え続けてくださった岡田家の当主として、ありがたい言葉をいただきました。
 代々熱心な念仏者の家系に生まれ、その伝統を見事に受け継いだ人というのは、すごいものだと改めて感じたことでした。
 この方がおられれば、私のようなできの悪い住職でも大丈夫だ!と、心強く思います。  


 
 ここで再度、住職が挨拶をさせていただきました。
 前日のお通夜同様、何をお話ししたか全く記憶にありません。
 ただただお礼を述べさせていただいたように思います。
 お通夜終了後も、お棺を庫裏に運んでその脇で寝させていただきました。夢で前住職に叱られて、はっと目覚めると大切なことを忘れていたことに気づくということを何度か経験しました。その疲れが顔に出ているようで、恥ずかしいことです。
 最後に、親類や出勤くださった僧侶の皆様、そして参拝くださった皆様や役員の方々に、お棺にお花を入れていただいてお別れをしていただきました。
 葬式の開始を早めて余裕を持った時間配分にしましたので、このお別れの時間をたっぷりととれたことはうれしいことでした。
 最初は親類のみのお別れにしなければならないかと思っていたのですが、おいでくださった方全員にしていただくことができました。 
  それまで降っていた雨が幸いにも上がり、多くの皆様に送っていただきながら前住職の遺体が火葬場に向け出発しました。
 母、住職の弟、妹、住職の次男など数人が最後まで付き添ってくれました。
 この時期にしては珍しいくらい雨にも風にも遭うことなく、すべての行事を終えることができたのは、本当にありがたいことでした。
 最後に、関わってくださったすべての皆様にお礼を申し上げ、報告を終えます。          合掌