新潟組連研ニュース  NO.20   平成27年11月号
 連研第12期の参加者、並びに研了会の会員合同で、「有縁講」参拝研修旅行を実施しました。  
「有縁講」とは、新潟県妙高市の赤倉温泉にある『赤倉ホテル』で昭和34年から、毎年11月の一ヶ月間に渡って開催されている行事です。
全国から念仏の御同行が集って、ホテルのロビーにある大きなお仏壇の前でお勤めをし、講師の法話を聴聞し、部屋では念仏談義を交わす一日を送らせていただくという、全国的にも珍しい行事です。
この研修旅行の様子を報告します。
 平成27年11月19日(木)
総勢19名で、新潟を出発。
最初は上越市板倉区の、恵信尼様の廟所を訪ねました。
参拝後、ゑしんの里記念館にて昼食。
きれいな和室が、一時間300円でお借りできます。  
またお昼の予約もできるので、事前にお弁当をお願いしてありました。  
ここではあまり時間がとれなかったため、急ぎの食事になりましたが、美味しくいただいて、赤倉ホテルに向けて出発です。
今回は恵信尼さま会館の参拝ができませんでしたし、記念館の中の資料室「ゑしんミュージアム」も見学できませんでした。  
今回の参加者がこれを機会に興味を持ってくださり、またゆっくりと訪ねてくださればありがたいことです。
最も、これまでに何回かお訪ねくださったという声も聞こえました  
ただ、現在のようにきれいに整備される以前のことのようでした。
   

      
   ホテル到着後はすぐに、お仏壇が置かれた仏間でのお勤めです。
ロビー奥の仏間には、左の写真のような大きな仏壇が常に置かれてあり、宿泊者はどなたでも参拝できます。
全国にホテルや旅館は数多いでしょうが、ロビーにお仏壇というのは、あまり聞いたことがありません。
   
 この日の幹事役を務めてくださる、大谷派 林正寺様のご住職による調声のもとで『正信偈』を拝読し、その後は御法話です。
この二日間講師を務めてくださるのは、本願寺派 光源寺様のご住職です。  
同じ本願寺派で、しかも新潟教区内のお寺でもあるということで、参加くださった方々もリラックスして聴聞できたことと思います。
一緒に参加しておられたのは、幹事役の林正寺様の御門徒や講師の向源寺様の御門徒はもちろんですが、長野県からおいでくださった団体もおられました。広い仏間に並べられたいすがほぼ満席となる、盛況さでありました。ご講師のありがたい法話に、念仏の声とともに明るい笑い声も聞こえてきておりました。
   
温泉となれば、もちろんお風呂と美味しいお料理は欠かせません。
赤倉ホテルには、この有縁講にちなんで『有縁の湯』と名付けられた大浴場を始め、多くのお風呂があります。
また夕食も、有縁講参加者が大広間に集っての宴会が催されます。
宴会の最中には、ホテルのサービスで踊りや歌の披露もあり、楽しく夜が更けていきます。
   平成27年11月20日(金)
二日目は、7時半から「おあさじ」です。昨日同様、林正寺様のご住職による調声のもとで『正信偈』を拝読し、その後は御法話です。
ただ、昨日とは違ってまだ起床直後で朝食前ですから、浴衣掛けでの参加者が多く見受けられます。
講師は、まだ眠そうな方がおられるからと、時々は声を張り上げ、朝ドラの話なども折り込み、参加者の興味を引くことに留意されながら、昨日同様のありがたい御法話をお聞かせくださいました。
本当に尊いご縁であったと、参加者一同、喜んで聴聞させていただきました。
   
 朝食をいただいた後は、本願寺国府別院を参拝、その後「居多が浜」の親鸞聖人御上陸の地をおたずねしました。
 特に国府別院の本堂は、そのお荘厳の素晴らしさに愕き、その謂われをお聞きして納得し、参加者はそれぞれの思いでゆっくりと拝観させていただきました。
 その後は昼食を楽しみ、無事に帰宅となりました。