長女が結婚しました

平成25年7月28日、長女が結婚しました。

その式の様子を、紹介いたします。

(平成25年8月27日更新)

 

    平成25年7月28日(日)、長女 恵里子の結婚式に出席のため、家族全員で、東京に向かいました。
    両親は歩くのが不便なため、車いすです。
    新潟駅・東京駅と、既に依頼をしてあったため、駅員さん方が素早く適切な対応をしてくださり、本当に助かりました。
    ただ、車いす2台を押しての長距離旅行は初めての経験だったため、これまで気付かなかった様々な障害に、あらためて気付かされました。
    というより、まず我が林徳寺の境内の動きにくいこと!!
    石畳の通路は、見栄えは良いですが、車いすには不向きだと思い知らされました。   
 築地本願寺に到着。
 控え室で記念写真を撮り合ったり、親族紹介をしたりと、式開始までの時間を過ごしました。
 左は長女夫婦と住職の両親(林徳寺 前住職夫婦)です。
 身体の弱った前住職夫婦を気遣って、長女夫婦の身体が自然に左に寄っているのが、二人の優しさを表しているように思うのは、親の欲目でしょうか (^-^*)
 今度は住職夫婦との記念撮影です。
生まれたときから父親にうり二つと言われて、いやがりながら育った長女ですが、その割にはそれなりに育ってくれて、ほっとしています。
 そんな長女の良いところを認めてくださった飯田さんには、心から感謝しています。
 日本酒も好きなようですし、何と言っても歴史好き!
 最高の婿さんです。
 両家の両親を先頭に、式場となる築地本願寺本堂へ入堂です。
 築地本願寺は何度も参拝していますし、会議に来たことも何度かありますが、この日はまったく異なった印象でした。
 「日本に、こんなすてきな場所があったんだな〜!」と、あらためて感じながらの入堂でした。
 ステンドグラスと金屏風を背景に座る、新郎・新婦。
 これも、築地本願寺ならではの姿でしょう。


 親鸞聖人の奥様 恵信尼様のお墓がある、上越市板倉区の母親の実家で誕生したことから、「恵信尼様の里の子」として「恵里子」と名付けた長女です。
 それが京都で旦那様と出会い、これからは親鸞聖人が越後から家族で移住された茨城県の笠間で暮らします。



 まるで聖人夫妻の痕をそのまま追うような流れに、驚きと喜びを感じております。
 大きな縁の中で生かされている喜びを、当人達同様に、親である住職夫婦もつよく味わうことができる、この度の結婚でありました。
 まったく縁というものは、私たちにとって不可思議なものだと言えます。 
 
  お寺の本堂で、パイプオルガンの生演奏による入堂ができるのは、おそらくここだけでしょう!?
 式中には、雅楽の生演奏も入りました。
 荘厳な雰囲気の中で、厳かに式が執り行なわれました。
 長女は寺の娘ですし、得度もしていますので、たしょうは作法の心得もあります。一方旦那様は、一般家庭の生まれですから、戸惑いもあったことだと思うのですが、堂々とした振る舞いで、感心しました。 
 旦那様の実家 飯田家は、山口県内の本願寺派寺院の門徒でおられます。
 毎年お盆には、ご両親とともに必ず山口に帰って、お寺参りを欠かさないとお聞きしましたが、身についたものはいざというときに現れてくるものなんだと、気付かされました。
 築地本願寺で式をという提案に、ご両親が慶んでご賛同くださったのも、ムリはなかったんだと思えます。


式 次 第  ・開式      ・新郎新婦入堂   ・司婚者入堂   ・合掌礼拝   ・お勤め(勤行)  ・司婚の言葉   ・誓いの言葉  ・念珠授与   ・新郎新婦焼香   
        ・司婚者祝辞  ・合掌礼拝      ・司婚者退堂   ・
閉式
 

 このような流れでの式でした。
 この中で特に、司婚者の祝辞が、短い中にもわかりやすく仏教の教えが味わえて、若い二人の新たな旅立ちにふさわしいお言葉でした。
 出席した全員が、こののちしばらく、「有り難いお話だった」と感想を述べ合っておりました。
 住職としてたびたび法話をする場があるのですが、「長すぎる!」という苦情をたびたび頂戴しますので、反省させられたことでした。           本堂後ろのパイプオルガン
 今回は、長女や旦那様の友人は式や披露宴にご招待しておりません。
 それぞれ生まれが新潟と埼玉、大学が京都、勤めは京都と茨城と言うことで、招待すると呼ぶ方も呼ばれる方も、大変な事になりかねないということからのようです。
 ところが長女の小学校以来の友人が大勢、ディズニーランドの帰りという名目で、築地本願寺にお祝いに立ち寄ってくれました。
 本当に有り難いことでしたが、珍しい場所での結婚式に、皆さん慶んでおられました。
 また、この若い方々も、司婚者の祝辞が有り難かった感想を述べておられたことは、私にとっても嬉しいことでした。
 車いすの両親をみんなで担ぎ下ろしたり、外国からの観光客に写真撮影の対象にされたりと、大騒ぎをしながら集合写真を撮影して、築地本願寺での結婚式は、無事終了いたしました。
 暑い日ではありましたが、好天に恵まれて、移動の不自由もなく、全てが順調な一日であったことに、感謝しております。 
 此の後、披露宴は山の上ホテルで執り行ないました。
 「住職、バスタオルを忘れちゃだめだよ!」と、どなたからかのアドバイスがありましたが、「そんなものいるか!!」と無視していたことの後悔をしたのは、まさに後の祭でありました。
披露宴の様子もご紹介したいところですが、住職の醜態を公開するに忍びなく、ここまでとさせていただきます。